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Piano Karte
ピアノカルテ
当事務所では調律作業完了後、作業内容を『ピアノカルテ』に記入し、お客様にお渡ししています。
これにより、お客様から見て作業内容が一目瞭然となるばかりではなく
控えを技術者が管理し、ピアノの状態を細部まで把握する事で、作業効率を向上させることができます。
ピアノカルテ記入例
医療の現場ではカルテを記入し管理する事が常識ですが、一般家庭のピアノ調律においては
カルテ、あるいはそれにあたる作業記録書を発行する技術者は多くありません。
技術者にとって『ピアノとのコミュニケーション』『演奏者とのコミュニケーション』が最大の情報であり
それを元に臨機応変に、柔軟に調整を行うスキルが技術者にとって最も重要である事は確かです。
技術力とコミュニケーション能力が確かなら、その場での判断でも十分なメンテンナンスは可能です。
しかし、長期的な視点でメンテナンスを行う『定期調律』においては少々話しが異なります。
年に1、2回の調整を長期にわたり繰り返し行っていくわけですから
過去の調整記録は技術者にとって、非常に貴重な情報です。
カルテを事前に確認し、あらかじめ作業プランを組み立てる事で無駄がなくなり
作業効率は確実に向上しますし、過去数年のカルテをまとめて確認する事で見えてくる事もあります。
その差は年数を重ねるほど、より顕著にピアノの状態に表れていきます。
当事務所では確かな技術と、カルテでの管理を活かすことで
より良いピアノメンテナンスをお約束いたします。
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