ピアノはとても表情豊かで、美しい音色を持つ楽器です。

『音色』という言葉通り、音と色には深い関係があります。

音を聴くと同時に色を感じる感覚を『色調』と呼びます

幼い頃には、誰もが有している感覚と言われています。

どの音がどの色に感じるかには、個人差がありますが

面白いことに多数のサンプルを平均化すると、『ドレミファソラシ』の七音と虹の七色は

ほぼ順序よく対応するという法則があるそうです。

​音楽はそれらの色を、和音と旋律を用いることで、無限の色彩を表現しているのです。

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演奏者が一人一人異なる個性を持っているように、ピアノも一台一台異なる個性を持っています。

調律師はいわば、演奏者とピアノをつなぐ仲人です。

それぞれの個性、特徴を活かしつつ美しい音を生み出すことに尽力します。

『ピアノパレット』に込めた想い。

パレットのように、自由で豊かな色彩を生み出すピアノ調整を理想に日々研鑽に励み

ピアノを弾く皆様が音楽を楽しむ、ささやかなお手伝いが出来れば幸いです。